程永華大使,第11回名古屋中国春節祭に出席
2017-01-13 10:59

    1月7日、第11回名古屋中国春節祭の開幕式と日本華僑華人中国春節祭連合会設立祝賀会が愛知県名古屋市で開かれた。程永華駐日大使が開幕式に出席し、あいさつした。式典には鄧偉・名古屋総領事、大村秀章愛知県知事、新開輝夫名古屋副市長、トヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長、東海日中貿易センターの小澤哲会長、日中友好協会の岡崎温理事長のほか、第11回名古屋中国「春節祭」実行委員会の鄭興・委員長ら愛知県の政財界、友好団体、華僑・華人団体の代表300人余りが出席した。

    程大使はあいさつの中で次のように述べた。第11回名古屋中国春節祭の開催および日本華僑華人中国春節祭連合会の設立を心から祝福する。大村知事をはじめとする愛知県各界の支援の下、名古屋中国春節祭はたえず発展・拡大し、地元の有名な文化ブランドになるだけでなく、全国の重要な手本と牽引車になっている。幅広い華僑・華人と日本各界の友人が春節のお祭りというこのプラットホームを活用して、中日両国の民間友好の結びつき一段と強め、両国民の相互理解増進のために積極的な役割を果たすことを期待している。

    さらに次のように述べた。中日関係はいま、徐々に改善に向かいつつあるが、同時に複雑で敏感な要因も存在する。今年は両国の国交正常化45周年、来年は中日平和友好条約締結40周年にあたり、両国関係はさらに改善・発展する重要なチャンスを迎えている。昨年、習近平主席と安倍晋三首相はG20杭州サミットとペルーAPEC首脳会議の際、相次いで会見し、言葉を交わして、両国関係の安定・改善をはかり、発展させることについて重要な共通認識を得た。次の段階では、双方が両国指導者の共通認識の精神に基づいて同じ方向に進み、各分野の実務交流と協力を拡大・深化させ、両国関係が正しい軌道に沿って健全で安定した発展をとげるようにすることが望まれる。この過程においては両国社会各界の積極的な支援と参加が必要であり、両国各界の方々の努力により、各地の春節祭に代表される中日人文交流が大いに異彩を放ち、両国関係のために新たな貢献をするよう心から期待している。

    大村知事、小澤会長らも心温まるあいさつを述べた。出席者は口々に、今年初の中日両国の民間交流イベントである第11回名古屋中国春節祭は、中日国交正常化45周年の好スタートを切ったと述べていた。

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